昨日、塗装の工場から「今塗装してる途中の建具(ドア)を見に来てくれ
ないか」と連絡が入り急遽塗装工場へ。
塗装工場
職人さんいわく「自分(職人さん)が想像してる出来上がりの感覚とMIYAZAKIが想像
してる出来上がりの感覚にズレが無いか再度確認をしよう」との事。
塗装し始める前に塗装サンプルと言葉で私の感覚のニュアンスを伝えてるのだが再度
打合せ。
どうしようか?
結果職人さんとMIYAZAKIとの感覚のズレはほとんど無く、
このまま完成まで軌道修正無しで作業を続ける事に決定。
本日出来上がりを確認しに工場へ。
出来上がりは「ベリーグッド!」。
オーク(ナラ材)ツキ板のうずくり(簡単に言うと表面木目を際立たせた仕上げ)で、
木目の濃淡を出した塗装です。
ベリーグッド
結果は良かったのですが、もし、途中で感覚がズレたまま進めて完成してたら
MIYAZAKIの想像とズレたモノになっていた可能性あり。
手間を惜しんだ為に、やり直しという無駄な事が発生する事がありえます。
この仕事はいかにそれぞれの立場のひとが、常に「想像力」をはたらかせてやっていく
かが、
より、クォリティの高いモノを創るカギではないか、と思います。
まあ、それはどの職種にもいえることでしょうが…。
想像力をはたらかせて創っていただいてる皆様に感謝いたします。
感謝
この建具(ドア)、来週現場取り付けです。
無事納まることを願います。
それにしても、自分の想像どうりのモノに仕上がるのが、
この仕事のおもしろさでしょうか。