私なんかでいいのかなって思いつつ、嬉しいお話にどきどき。
美しい写真を撮る人はたくさんいらっしゃるし、私は知識も技術も全然無いけど、その時の空気が伝わればいいなって思って撮ってます。どこでもドアみたいに。
携帯で撮ろうが使い捨てカメラであろうが、撮った人の目線や感情が伝われば、それはもう素晴らしい写真だと思うのです。100人居れば100通りの写真の楽しみ方があるわけで、私には私の楽しみ方があっていいよね?(笑)
例えば蜷川実花さん。大好きな写真家さんの一人ですが、彼女の作品を見ていると「写真家」というより「アーティスト」。表現する手法のひとつとしての「写真」なんじゃないかと。
もちろん、写真集を見ると所々に技術に裏付けされた渋い「どこでもドア」も織り込まれていて、さすが!と唸ってしまうのですが。
ここ数年流行の女性向け写真雑誌も、写真を「素材」として扱っている気がします。さらにはカメラを含めたライフスタイルの提案。これも何だか私には居心地が悪い感じ。
「撮りたい」と思う気持ちやファインダーを覗いた時のドキドキ感。現像された写真を見て一喜一憂したり。そういう楽しさを誰かに伝えられたらいいなって思っています。
投稿者 chobi : September 27, 2009 05:09 PM