先日、ギャラリー「望雲」さんへ行ってきました。
「nakaban」さんという、名前の由来がとっても気になる作家さんの『レタブロ・贋作 展』を観に。
西鉄薬院駅そばのマンションの5階にある望雲さん。青いドアを開けると素敵空間がありました。
ギャラリーなので写真はどうかなーと思ったのですが、「大丈夫ですか?」と伺うと快く撮らせて下さいました。ありがとうございます。
レタブロというのは「ペルーの民芸品(箱型祭壇)」ぐらいの知識しか無く伺ったのですが、nakabanさんの作品は想像とは全然違いました。ブリキや木や紙やブロックや…とにかくいろんな物に独特の色合いの絵が描かれていて。
とにかく可愛いのです。←上手く説明できない(笑)。
想像力をかき立てられる。
作品はもちろんなのだけど、その「見せ方」も素晴らしくて。
一番好きだったのはこの場所。
全ての作品をnakabanさんご自身が並べられて、作品番号を書いた小さな紙にも「これじゃつまらない」と絵を描いたりされていたそうです。
窓辺には鏡に映った世界。すてき。
nakabanさんは絵本もたくさん出版されていて。夢いっぱいの本です。
この中の小さな本を一冊購入。
土の匂いがする。気がする。
どの作品もホントに素敵だったのに、うまく伝えられないのがすごくもどかしい。
きっと「面白い」を見つけるアンテナが常に張り巡らされている方なのだろうと思いました。
nakabanさんについて「何をしてるか気になって目が離せない」とはギャラリーのお姉さんのお話。
ギャラリーって聞くと何となく敷居が高い感じがするけど全然違いました。優しいお姉さんが気さくに話しかけて下さって、居心地の良い空間でした。なので長居…(笑)。
常設されている作家さんの作品もとっても素敵でした。繊細で可愛らしい濱中孝子さんのシルバーのアクセサリーを狙ってます(^^ゞ。