袋を留めるシール一枚にも物選びのセンスが現れるなぁと見惚れる。
「KAKICAFE カリグラフィー展」を見に箱崎の素敵な文房具屋さん「ソワレ」さんに行って来ました。
「KAKICAFE 」さんのカリグラフィーにweb上で出会ったのはもう随分前の事。その頃、プリントした写真を貼るためのアルバムを探していました。しかし市販のアルバムではなかなか気に入る物が無い。ならばオリジナルを作ってしまおうかと考え、製本についていろいろ調べている時でした。偶然見つけたのが「福岡製本研究会」というblog。
ななななにっ??自分で製本?しかも福岡??
「自作」大好きな私が食い付かないわけありません(^^ゞ。「研究」という言葉にも私の理系魂が激しく反応…(笑)。しかし謎の多すぎるそのブログ…。ってその辺りは長くなるので割愛(^^ゞ。
で、いろいろ調べるうちに行き着いたのが「KAKICAFE」さんのカリグラフィーなのです。
それまでの私のカリグラフィーに対するイメージは簡単に言うと「ペンで書かれた美しい英字」だったのですが、webで見つけた作品の数々は「アート」であって、「書く」ではなく「描く」でした。モニターで見てもこんなに素敵なのだから、実物はどんなだろう、いつか見たいなぁと思っていたのでした。
で。
とっっっても素敵なので見に行って下さい。温度が伝わってきます。ほんとに。
ソワレさんのお部屋と作品とが溶け合ってとても美しい空間でした。
作家さんにもお会いする事が出来たし、行ってよかった〜。
悩んだ末にタブロイド紙とブックカバーを購入。額に入れようかな、と。
そしてそして。
紙物って購入時にくるくるっと巻かれてしまう事、多いですよね。内心「えーっ巻いちゃうの〜」って思う。
しかし。
こんなステキな大きなバインダーに入れて下さいました。中はもっと素敵なんだけど見せません…(笑)。
作品に対する愛情と責任を感じてまた感動。
「○○展」というものに行くといつも思うのだけど、時間をかけ愛情を注いだ作品は、見る人に必ずその「心」が伝わるなぁと。
20日までです。
投稿者 chobi : February 11, 2011 11:02 PM