久々に更新。
写真は三月、夫の実家に行った時のもの。
最近耳の聴こえに不便を感じるようになってきた義母を、気分転換にお花見に連れ出す。「聴きとり難い」ということは、こんなにも人の心を疲弊させるのか。久しぶりに楽しそうに笑う義母を見て安堵する。
そしてハッセルで記念写真。仕事の都合で来られなかった息子に「来年は全員で撮ろうね」と約束したけれど、「お母さんも入らないと」と言われた。えーと…私も写るためにはそうとう長いレリーズが無いと無理ね(笑)。他に方法が無いか来年までに考えよう。
良い感じに散らかっている実家の居間。
義父は工芸作家だ。作り出す作品は本当に素晴らしく、月並みな言葉になってしまうけれど本当に尊敬している。
今までたくさんの展覧会に出品したり、書籍に取り上げてもらったり、賞をいただいたりしているが、「作品集」といえるものが無い。ありがといことに今の私には時間がたくさんあるので(無職ともいう)、この機会に夫と私で本を作ろうという話になった。
しかし、計画して行くうちに、その義父を影で支えて生きてきた義母の姿を何かの形にしたいと考えるようになった。以前ここでも書いたことがあるが、支え合い共に生きる夫婦の姿を残したい。出来るなら書店に並べられるくらいのものを。
冬の始まり頃に、ふたりの米寿のお祝いを計画中なので、その時に渡せたらいいなぁ。