義父は工芸作家です。
今はもう故郷の田舎に住んで
作品を作りながら自然と共に暮らしています。
太陽と共に目覚め
野の花を生け畑を耕し
日が暮れれば眠る。
そんな暮らしの中から生まれてくる作品は
機能的で力強く尚且つ美しい。
義父を慕って訪れる人たちに
手作りの料理やお酒を振る舞い
共に笑い語り合う義母。
まだ名も無い若い頃東京に住み
食うや食わずの生活の中で作品を創り
電車賃も無かった二人は
日展に提出する作品を本郷から担いで歩いたとか
六畳一間で家族5人重なり合って眠ったとか
昔の苦労話を笑いながらする。
「お父ちゃん(義父)に捧げた人生」
と言い切る。
「お母ちゃん(義母)が裏の林で拾ってきたんよ」
拾った木の枝を元に創られた新しい作品を見せる義父。
「連合い」とか「伴侶」という言葉が浮かぶ。
共に生きるとはこう言う事なのだとしみじみ想う。
庭の山茶花。
一昨年思いっきり剪定したためか昨年はあまり咲かなかった山茶花が、今年はこれでもかってくらいたくさんのつぼみを付けました。赤の色も濃くて深い。
山茶花、水仙が終わったらモッコウバラ。春が楽しみ。
熊本の日暮れ前の月。
静かな午後。聞こえるのは牛や犬の鳴き声だけ。里芋を掘って人参抜いて、昔の話に「うんうん」と相槌を打って。空を見上げると久しぶりに電線の無い空。田舎はいいね。故郷を思い出して気持ちは子供の頃に帰る。
トリコロール?
おしい…(^^;。
近所の駐車場のにゃんこ3兄弟(多分)。
和む。
NATURAの現像時にCDに焼いてもらったんだけど、「補正は無しで」とお願いしたのに「室内の写真は黄色を少し抜きました」と。んー。「次からは補正しなくて良いです」と言って帰って来たけれど、補正前がどうだったのか分からないから何とも複雑な心境(^^;。いや、仕上がりはとてもきれいだったからいいんだけど。いや、でもいくない(笑)。
恐らく写真屋さんとしては、「フィルムの特性を生かした仕上がり」といつも仰るので今回もNATURAっぽい仕上がりってことを意識された結果黄色を抜くということになったんだろうけど、私はNATURAで撮ったNATURAの色には興味無いのです(^^;。あえてMGで撮っているのは、NATURAの作例とはちょっと違って何故か微妙にオレンジや黄緑っぽく写るからで、その「ちょっとオレンジ、ちょっと黄緑」が好きだからなのだ。室内の写真がものすごくオレンジ色だったから補正してきれいに、それは写真屋さんの基準であって、それを期待しているお客様には有り難い事なんだろうけど。って、ちょっと言い過ぎかも(^^ゞ。
仕上がりはいつもとても綺麗だし、お客様の好みをきちんと聞いてくれる。そんな写真屋さんはなかなか無いので、それはとても素晴らしいと思うし有り難い事だと思っている。けど、そのプロ意識が驕りに繋がっているのではないかと思ったり。ほんと、言い過ぎ(笑)。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
実家の北海道から甥っ子が遊びに来て、我が家で年明けして帰りました。彼がやって来た途端に天気予報は雪。自分で「寒男(さむおとこ)」と言っていましたが、帰る日は空港まで送って行ったら千歳空港が大雪のためもしかしたら羽田に行くかもとアナウンスが…(^^;。やっぱ雪男か??(笑)。無事に着陸できたようですが(^^ゞ。
そして。
年末に作ったカレンダー。思いがけずたくさんの方に申し込み頂いて、ただただ驚くばかり。とっても嬉しいです。ほんとにありがとうございます。
誰かのお部屋に私の写真を置いていただけると思ったらドキドキしますね。幸せ。