良い天気。
昨日の夜、娘とレンタルした映画を観た。
ちょっと前のフランス映画で、邦題は「最強のふたり」、原題はフランス語で「Intouchables(アントゥーシャブル)」。深い意味が込められているんだろうね。
実話を元にした映画で、特に大事件が起きて…というわけでは無いのだけど、とてもいろんな事を考えさせられて、でも重苦しいわけではなく、とても良い映画でした。
ちょい役の「娘の元彼」に「何このイケメン!!」と盛り上がったり(笑)。
「最強のふたり」という邦題はちょっとどうかと思うけど(笑)、立場の全く違う二人が偶然出会って、お互いが同じ力加減で大切にし合う姿には静かな感動があって、この二人が出会えたことが運命的にも感じるけれど、本当はそうではなく、自分を変える事無く相手を大切に思い遣ることは難しそうに見えて実は単純な事なのかも知れなくて、それを理解し合える二人だから「出会い」になったのだろうと思う。
相変わらず文章力が無い(T_T)
良い映画です。
今日は楽しみしていたライブ。行ってきます。
この時期、しまの抜け毛が凄いので暇さえあればブラシをかけている。生え変わりの季節だからしまも気持ち良いのだろうね。ブラシを持って呼ぶと鳴きながら足元に来る。
プラスチックと金属で出来たブラシ(猫用)と、無印の猪豚毛のヘアブラシ(人間用)の両方を持って近付けると、天然毛の人間用に頬をすりすり。本物がわかるのねー、と親バカぶりを発揮しながらなでなで(笑)。
至福の時です、私が(^^ゞ
今日も雨。
一月の終わりに海を見ながら電車に乗って、ある友達のところに行って来た。
初めて会う友達。写真とブログを通じて知り合ったのはもう何年前だろうか。
路面電車からバスに乗り換えて、地図を見ながら坂道を登る。
柔らかな西日が差し込む静かな場所。
にゃんこ発見。
記念にちょこっとお買い物。
私は彼女の撮る写真がとても好きだ。でもブログやインスタグラムやたまにやり取りするメールの彼女と、彼女の撮る写真がどうしてもうまく繋がらなかった。
けれど実際に会って話して、何故彼女の写真が好きなのかが良く分かった。
私はこの時、写真とか仕事とかいろんな事でとても迷っていて、ふわふわと落ち着かない気持ちだったから、何か日常と違うことをしたかったんだと思う。引っ越しでお店を閉めることを知って、無性に会ってみたくなった。特に難しい話をしたわけでも無く、観光案内(?)をして貰ったり、坂道でかいた汗を拭き吹き他愛も無い話をしただけだったけれど、もやもやとしていたものがスッキリ晴れた気がした。と言うか晴れた(笑)。
彼女が大切にしていた自分のお店。可愛らしい雑貨屋さん。
北海道で最後に撮った写真。また来るよ。
この数日の雨で満開だったソメイヨシノも随分散ってしまった。今は枝垂桜が満開。
桜が終わると庭のモッコウバラが咲き始める。季節はあっという間に移り行くね。
冬休みの宿題の絵は、もう塗らなくていいんじゃない?と思いながら塗った白と、少しの黒、群青、緑。幼なじみのK子ちゃんはその中にちょっとだけ赤茶色を混ぜていて、あの頃も今も「すごいなあ」と思う。
自分には見えていないもの。K子ちゃんの絵を見て初めて見えてきたもの。それでもやっぱり見えていないであろうもの。いろいろ。
赤白の棒は除雪の際の路肩の目印。
白樺と言えば「三方六」。帯広の柳月というお菓子屋さんのバームクーヘンで、薪の形をしている。
昔はプラスチックで出来た小さな鋸が付いていて、それで切り分けて食べるのがままごとみたいで楽しかった。今は最初からひと口大に切り分けられていて、お店で言うと鋸を付けてはくれるんだけど、いや最初から切れてるし(笑)。昔ながらの切れてないバージョンも作って欲しいなー。
雪の北海道は何時ぶりだったろうか。
施設に荷物を引き取りに行った帰り、兄が少し遠回りをして懐かしい金山湖を通ってくれた。
湖畔の小さなホテルのラウンジでコーヒーとケーキをいただく。カラマツ林に囲まれた静かな場所。
スキーの季節にはまだ少し早いし、宿泊施設は全てコテージなのでメインのシーズンは夏なんだろうね、お客さんは私たちだけ。
ちょっと遠慮がちな感じで入ったのだけど、蝶ネクタイのウェイターさんは長いこと話し込んでる私たちにコーヒーのおかわりをサービスしてくれた。兄は違うものを飲んでいたのに、兄にも。
ごゆっくりどうぞ、の言葉が心からのものだと感じてとても嬉しかった。
こんな景色が見たいとずっと思っていた。
仕事も落ち着いたこの時期にここに来て、ずっと見たかった景色が見れたのは、母さんが呼んでくれたんだね、と兄と話しながら帰る。
12月の北海道はもう一面の銀世界。
ここに来るとほっとする。
もうそろそろ北海道を離れてからの方が長くなるけれど、生まれ育ったこの風景は今も昔も何ら変わることなくここにあって、いつでも私を迎えてくれて、あの頃の私に戻ったような気持ちにさせてくれる。
福岡に帰って来ると「あー自分の家が一番ねー」なんて思うのだけど(笑)。
初孫を抱く兄。
小さい頃はよく喧嘩もしたけど、優しくて頭が良くてお喋りな兄が大好きだった。
それは今も変わらず、両親を見送り終えた今、兄との絆はまた深まったと感じる。