季節ハズレですが大好きな紫陽花の花で締めくくり。
今年は私にとって忘れられない年になりそうです。いろんなことが起こって。
途中で息切れしたり凹んだりしたこともあったけど、充実した実りあるものだったと感じています。
これまでの自分、これからの自分について、こんなに深く考えたのは初めてかも知れません。そういうきっかけをくれるような素敵な出会いがたくさんありました。こんな私を励ましてくれたり背中を押してくれたり力を貸してくださった皆さんに、私はちゃんと答えられているのだろうかと反省も。
他にもあんなことやこんなこと(笑)。みんな大切な出来事。
私は何故写真を撮るのか。
ファインダー越しに何を見つめてるんだろう。
そんなことも考えた年の瀬でした。
で。
ちょっと足元が覚束ない感じだった2010年。来年はのんびりマイペースで歩いて行けたらいいなと思っています。
今年もここに足を運んでいただいてありがとうございました。
あ。「ここ」で思い出しました。
このブログのタイトル「Juglans ailanthifolia」ってなに?というご質問を時々いただきます。
ずいぶん前の日記に書いた記憶もありますが、Juglans ailanthifolia(ジャグランズ・アイランティフォリア)はオニグルミの学名です。北海道の実家の庭にあった鬼胡桃の木。私が産まれる前に父が植えたもので、登ったり木陰でままごとしたり葉っぱで舟を作ったり、子供の頃の記憶の中にいつもある大切な木の名前です。その庭から見る芦別岳の稜線、それが私の原風景。
山は四季折々色を変え、けれどいつもそこにあって、毎日同じ様に日が沈む。
誰の記憶の中にもふと思い出す懐かしい風景があると思うのです。胸がきゅっとするような。そういう気持ちを思い出すような写真が撮りたい。と思ってこの名前をつけました。それからもうすぐ7年前。早いものですね。
脱線…(笑)。
ではでは、来年もよろしく(^^ゞ
みなさま良いお年をお迎え下さい。
chobi こと MIYAZAKIより
今年も残すところあと一日。
この一年、月麦さんには本当にたくさん伺いました。hinaさんの笑顔とお花たちに、癒されたり刺激を貰ったり。たくさんの写真も生み出すことが出来ました。いつもいつも快く撮らせて頂いて、感謝の言葉もありません。かわいいお花たちを、思うように撮れないのがもどかしくなったり苛立ったり落ち込んだりの日々でしたが、カレンダーが完成してお店に並べて頂いた時には、嬉しさと共に安堵感が込み上げてきて。
そして。カレンダー、たくさんの方にご購入頂きました。心から感謝いたします。ありがとうございました。一年間、お側に置いてやってください…ってなんか演歌っぽいですね(笑)。月麦さんの何にも替え難いあの空気感が伝わるといいなぁと思っています。
玄関の横の紫陽花。新しい芽が。
真冬の寒さ。でも空の色がきれい。
世の中のクリスマスとは関係なく夕飯はちらし寿司(笑)。
クリスマスだけじゃないけど、贈り物とかお手紙とかいただくと、嬉しいって言う簡単な言葉では言い表せない気持ちになるね。贈る側もそう。喜んでもらえるかなぁと思いながら好きそうな物を選んだり、コレを読むのはいつかなぁとか思いながら手紙を書いたり。その時間がとても楽しい。喜んでくれたらそれでいい。
で。
クリスマスとは無縁の私ですが(笑)。
↓サンタ降臨。
素敵なプレゼントが郵便受けに入っていました。
ありがとう。
冷え込んできました。今年ももう残り僅か。
「○○先生、ご無沙汰しています。」ではじまるメール。ときどき思い出したようにやってくる。
先日、道場の若い先生からメールをいただいた。いろんな事情で道場へはもう随分と行けてないのだけど、子供達の様子やご自身のお稽古の事などを報告してくれる。今回はちょっとびっくりする様な良いニュースもあったりして、何度かメールのやり取りを続けているうちに、何か話したいことあるのかなぁと感じ始め食事にいく事に。
居酒屋で延々話し込み、気がつけば4時間…(笑)。長居してすみません、○民さん(^^ゞ。
幼稚園児から中学生まで。心と身体が大きく成長するこの時期の子供達と係わり、少なからず影響を与えるという事の重み。責任。保護者との関係。
結局答えなど出ないのだけど「なんかすっきりしました」と言って帰って行く姿にほっとする。
「またメールします」。ありがとう。がんばって。
ちょっと前のことですが。
姪浜のkotonoyaさんでワイヤークラフトのone day lessonに参加させていただきました。
作るのはワイヤーのキャンドルホルダーと羊毛フェルトのキャンドル。クリスマスらしく。
とってもキレイな先生に見惚れつつ(笑)、テーブルを囲んでわいわいと。
途中経過はこんな感じ↑。
キャンドルホルダーの3段目を編んだ(?)ところです。
じーっと見てるとだんだん…。
虫に見えてきて(笑)。
触角つくって遊んだりして(^^ゞ。
真ん中のキャンドル部分は羊毛フェルトを針でひたすらチクチクして作りました。「こんにゃろ、こんにゃろ」とか言いながら(笑)←コラ
で。じゃん。完成。
手前のが先生の作られた見本。奥のが私の。へにょへにょ。風で飛ばされそうです(笑)。
不器用ながらも完成すると愛着湧きますね。
難しそうって思ったけど、一時間半くらいで完成。先生の説明が優しくて分かりやすくて、子供の頃、母に編み物を教えてもらった時みたいな気持ちになりました。
何か作るのってホント楽しい。またワイヤーで何か作ってみようかな。虫とか…(笑)。
kotonoyaさん。床には銀杏の葉っぱが敷き詰められていました。すてきですね。
クリスマス→馬小屋。みたいなイメージ。
また行きたいな。
天神へ。書斎(○ュンク堂)で読書とかいろいろ(^^ゞ。
で。
webでちょっと調べ物とかしていて、偶然すてきなblogに出会った。
ここのところずっと考えていた事や迷っていた事に確信をくれた様な処だった。
どんなblogかは内緒(笑)。
みのむしのみの子。後にぼんやり見えてるのはみの太郎。なんちゃって。
月麦さんちの蓑虫ちゃん達。みの子はいつもゆらゆら揺れています。
虫の作るものってすごいね。オトシブミのゆりかごとか蜂の巣とかフンコロガシとか(笑)。虫も魚も植物もそのほかの全ての生き物が、私たち人間では到底敵わない力を持っていて、その力を生きるために、次の世代に命を繋げるために使っている。私たち人間は…と思わずにいられない。
三年ぶりの長崎。これから頻繁に行く事になりそう。
今までは車でしか行った事がなかったけど、今回は電車で。博多から特急で二時間。意外と近いね。
用事が終わるのを待っている間、浦上天主堂とかグラバー邸とか行ってみたりして。
でもあんまり写真は撮らず。
で。
どうしてもトルコライスってのを食べてみたいと言うので挑戦(笑)。
見た目のボリュームで「どうなの?(汗)」と思ったけど、食べてみたら普通に完食(^^ゞ。
ごちそうさまでした。
一片の葉に。
こないだ友達と太宰府天満宮に行った帰りに寄った光明禅寺。
九州最古の枯山水のお庭が有名なお寺です。
ちょっと時期は過ぎてしまっていたけど、雨に濡れた紅葉が美しく。
暫く時を忘れて眺める。日本に生まれて良かったなぁと思う瞬間。
友人オススメのお店で梅が枝餅。
先日、ギャラリー「望雲」さんへ行ってきました。
「nakaban」さんという、名前の由来がとっても気になる作家さんの『レタブロ・贋作 展』を観に。
西鉄薬院駅そばのマンションの5階にある望雲さん。青いドアを開けると素敵空間がありました。
ギャラリーなので写真はどうかなーと思ったのですが、「大丈夫ですか?」と伺うと快く撮らせて下さいました。ありがとうございます。
レタブロというのは「ペルーの民芸品(箱型祭壇)」ぐらいの知識しか無く伺ったのですが、nakabanさんの作品は想像とは全然違いました。ブリキや木や紙やブロックや…とにかくいろんな物に独特の色合いの絵が描かれていて。
とにかく可愛いのです。←上手く説明できない(笑)。
想像力をかき立てられる。
作品はもちろんなのだけど、その「見せ方」も素晴らしくて。
一番好きだったのはこの場所。
全ての作品をnakabanさんご自身が並べられて、作品番号を書いた小さな紙にも「これじゃつまらない」と絵を描いたりされていたそうです。
窓辺には鏡に映った世界。すてき。
nakabanさんは絵本もたくさん出版されていて。夢いっぱいの本です。
この中の小さな本を一冊購入。
土の匂いがする。気がする。
どの作品もホントに素敵だったのに、うまく伝えられないのがすごくもどかしい。
きっと「面白い」を見つけるアンテナが常に張り巡らされている方なのだろうと思いました。
nakabanさんについて「何をしてるか気になって目が離せない」とはギャラリーのお姉さんのお話。
ギャラリーって聞くと何となく敷居が高い感じがするけど全然違いました。優しいお姉さんが気さくに話しかけて下さって、居心地の良い空間でした。なので長居…(笑)。
常設されている作家さんの作品もとっても素敵でした。繊細で可愛らしい濱中孝子さんのシルバーのアクセサリーを狙ってます(^^ゞ。
私のイメージなのだそうです(^^ゞ。私はこんなに素敵じゃないけど(当り前です。笑)、アネモネもフランネルフラワーも大好きなお花。
結婚式の二次会の写真を撮らせて頂いたmisatoさんから素敵な花束をいただきました↑。
びっくりして言葉も無く…感激…(T_T)。
お花ってホント不思議。贈っても贈られても、こんなに嬉しくなるのは何でだろう。
ありがとうございました。
お人形さんみたいに可愛いmisatoさんを思い出しながらお礼のお手紙を書いている時、ふとこれまでのいろんな事が頭を過って。
今の私を温めてくれているものとか、道標になっているものとか。何をすべきか、とか。様々な事柄がぼんやりだけど見えた気がして。そのきっかけを運んでくれたmisatoさんの花束に感謝。
可愛い相棒(カメラ)も記念写真(^^ゞ。
毎日、誰よりも長く一緒にいる大切な友達。
「お花に囲まれて幸せ〜」と言っていたので(大丈夫か私)、そうかそうかとパチリ(笑)。
大好きなフランネルフラワー。ふわふわ。
お礼とお知らせです。
今年のカレンダー「tsumugi」。ここでも月麦さんでもたくさんの方にご購入いただいてます。本当にありがとうございます。
自分の写真が誰かのお部屋に。そう思うとドキドキして幸せ〜な気持ちになります。
hinaさんにもたくさんご協力いただいて、心から「見て欲しい」と思えるものができたと思っています。自分で言うのは恥ずかしいけど…(笑)。
まだ受け付けていますので、お気軽にご連絡下さい。
カレンダーの記事はこちらから。
そして、そのカレンダーをいつもお世話になっている写真屋さん「albus」さんでもご購入頂ける様になりました。
アルバスさんに現像をお願いするようになって、写真の楽しさが何倍にもなった気がします。いつもニコニコ笑顔のスタッフさんが迎えてくれて(それだけで嬉しくなりますよね)、現像の仕方やプリントの好みも細かに聞いていただけるし、フィルムの特性など分からない事があれば分かり易く作例を出して説明して下さいます。時には世間話で盛り上がったり(笑)。
どれだけ写真を撮っていても、現像・プリントだけは自分ではどうにも出来ない部分。そこを信頼してお任せ出来るラボと出会えるかどうかが、写真を撮るものにとって、とても重要なのだとアルバスさんとの出会いによって知りました。
1枚の写真を大切に大切に扱ってくれる写真屋さんです。
hinaさんの創るものが大好き。
お借りした露出計を使って↑。あと5mm左。
そして多重露光続出…(笑)。
こっちの方が素敵に撮れてたかな〜。最初のも好きだけど。
「気をつけて」って何度も言われてたのに(笑)。反省。
それにしてもブローニってすごい。フィルムの幅が60mmだから35mmと比べたらひとコマの面積は…えっと…でかいです(笑)。←計算する気なし
なのできれいなのは当然ですよね。
お店の中もきれいに撮れました。
@月麦
あ。
あと面白かったのは、ブローニはフィルムがパトローネに入っていないんですね。きっちり巻かれた状態で巻き終わりはシールで留めてありました。
で、FUJIの場合はフィルムの反対側にも同じ様にシールが付いていて、撮影後に巻き取ったフィルムの端をまたシールで留める、という方法。巻き物状態です。
しかしコダックは「確かシールがついていないので、普通のテープで留めてもいいですよ。それか、端の紙に切手のようにノリが付いてるからペロッと…(笑)」という説明を聞きながら、(へーおもしろーい…でも現像に出すのにペロッとはねぇ…)なんて内心思ってたんだけど、実際撮影中はセロテープも持っていなかったので、巻き上げた後にシールが出て来なかった時点で(現像してくれるの誰だろう…)なんてアルバスのお姉さん達の笑顔を思い出しながらペロッと…(笑)。ごめんなさい〜(^^ゞ。
中判カメラに初挑戦。↑の結果(笑)。
露出計無しでいつもの35mmの感覚で撮ってみたけど、仕上がりはまあアレな感じで(^^ゞ。
と言うか。
アルバスさんには足を向けて寝られない。という感じです。感謝…涙。
詳細はまた後ほど。